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深海のイール プロローグ

ノルウェー沖、油田の開発海域で、新種のゴカイが発見された。
そのゴカイは、昨今注目をされている新しい燃料の原料「メタン・ハイドレード」の層を齧っていることが判明した。

一方、カナダ沖では、クジラがホエールウォッチングの観光客を襲い、フランスではロブスターを巣にした未確認の菌が人びとを次々に死へと導く。
メタン・ハイドレードの層がノルウェー沖のゴカイに破壊され、大陸棚もろとも崩落する。

この余波でヨーロッパは史上最大の大津波に襲われ、壊滅した。
オーストラリアや他の島々には、猛毒のクラゲが大量発生。
これが船の排水口をふさぐことで航行が不能に追い込まれる。

アメリカ西海岸には、蟹が仏ロブスターの毒素を強力にしたウィルスを運び込んできた!

各地で調査に取り組んでいた各国の科学者達は、事態の深刻化からアメリカの要請で一同に集められた。
様々な分野からの様々なアプローチ。

異変の裏にある共通点は、外洋の深海、薄青く光る靄?

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